奥多摩の空。
もう時間がない。と思ったから、頻繁に軽い旅をしている。
東京の散歩というガイドブックは二年前から買ってあるのに、実際にあのルートで訪ねたことは一度しかなかった。根津神社だった。
もう帰国の直前だから、今回は奥多摩にした。東京の近郊であり、綺麗さと自然が溢れるところで、もちろん今回も露天風呂が揃っている。あまり時間が余裕ではないので、石原鍾乳洞だけに行ってみた。あの入り口はもし誰も入ってなかったら、私たちも入れなかったかも、だって、すごい強い風と非常に寒い寒気が吹いていた。この頃は33度の晴れなのに。見学料金600円。
出てくる人たちがうち五人の服装を見て、思わず言った「それじゃ寒いよ」という忠告はありがたいが、知らなかったの、気軽に来たし、何も調べてない、当然コートも持ってくるはずもなかった。だから強い心を持って、中に入り込んだ。
「さ~む~いっつの」震えながら、滑らないように歩いてた。中には狭くて、暗かった。水は上から落下していた。まるで地獄のような寒さと暗さ、怖かった。意外と中は広くて、まさか地底人が住んでるところ?ていう冗談は置いといて、すべて石に囲まれて、天井も高かった。地獄谷という名前のとこもあった。段々寒さはなくなって、縁結び観音様もいた、幸せになれるように独身じゃなくでも祈っていた。
やっと出てきた、やはり外のほうが暖かくて明るかった。途中の山道も緑いっぱいで、延々となる山脈と囲まれ、そろそろ車酔いになるじゃないかと思ったら、奥多摩湖に到着。ここはダム湖なので、人工湖でも言えるよね、ここで一休み、昼飯を食べていた。奥多摩湖の野菜の天ぷら定食にした。
食べたら、ようやく本日の主役、奥多摩もえぎの湯が登場。入り口は足湯があって、100円の足湯は、少し温泉体験できるかも。露天風呂の料金は750円、二時間制になっている。今日はお盆の最後だから、人混みは予想していた、ひとつの露天風呂の中に、最大15人も入ってたかも。とんでもない体験もあった。露天風呂から少し距離で離れている吊り橋があり、そこを通った人が見える。つまり、そちらからも露天風呂の裸の女体を見られているではないかことにびっくりした。
写真禁止だから、投稿はないわ。
温泉の終わりは当然ビールとつまみは必要だ。ここの特産はゆずみたいで、どこでもゆず製品がある。なので、ゆずソフトクリームを頼んだ。てか、ビールとアイスは普通に合わないっつの。
今日の最後のたびかもしれないが、いつかまた会いましょうね、日本、さようなら。